株式会社誠文堂新光社が、デザイン誌『アイデア No.406 2024年7月号』を2024年6月10日に発売した。特集は「小林一毅 生活の図考」。
特集では、グラフィックデザイナーの小林一毅が2023年冬から描き貯めた新作図案38点を収録。デザインの前段階である「かたち」が立ち上がってくる過程や、図案を描くという行為を通じてどのように身体で思考しているかに焦点をあてるため「生活の図考」と題し、デザイン未然のものとしての「図案」を並べている。誌面の構成・デザインは、グラフィックデザイナーの明津設計。
同誌の後半ページには、昨年10月に韓国・ソウルで開催された展示プロジェクト「Which Mirror Do You Want to Lick?」の様子を紹介するブックレットが綴じ込まれている。欧文書体を専門とする書体デザイナーのラディム・ぺスコがデザインしたハングル文字をより自然な形に見せるため、韓国のデザイナーたちが赤字を入れるという制作プロセスを掲載している。
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