茨城県立歴史館が、「恋愛」のあり方をテーマに過去を学び未来を考える展覧会「なぜ恋してしまうのか？展」を2024年12月14日から2025年1月26日まで開催している。

「なぜ恋展」は、ブランディングなどに携わる株式会社ニューピースによる、外部プロデュースの新企画。会場は過去の章と未来の章で構成されており、過去の章は古代から現代にいたるまでの恋愛を50のエピソードと共に遡る内容で、「恋愛スタイルの歴史」「モテ」「失恋」「大恋愛」「恋の絵」「恋の歌」「そもそも恋愛って何？」の8つのテーマで展示。

未来の章では、あるかもしれない100年後の恋愛に想いを馳せた、6通りの未来を想像するエッセイを展示する。著者は、映画監督の岨手由貴子、アーティスト・歌手のコムアイ、ライター・アクティビストの佐久間裕美子、音楽家のおおはた雄一、文化人類学者の松村圭一郎、小説家のカツセマサヒコ。

また、来場者の恋愛観を声で録音し、アーカイブをおこなう参加型展示も用意。いまを生きる人たちは、恋愛についてどう考えているのかを来場者一人ひとりに問い、考えるきっかけをつくる内容となっている。

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