最先端のハプティクス技術を活用したアートイベント「ENTOUCHABL...
最先端のハプティクス技術を活用したアートイベント「ENTOUCHABLE MUSEUM -超さわれる美術館-」が12月20日から開催
電通デジタル,アート
最先端のハプティクス(触覚伝達)技術を活用し、触ったり聞いたりしてアートを体感できるイベント「ENTOUCHABLE MUSEUM(エンタッチャブルミュージアム) -超さわれる美術館-」が、東京ミッドタウン日比谷のBASE Q HALL 1にて2024年12月20日から3日間開催される。主催は、株式会社電通デジタルとNPO法人八王子視覚障害者福祉協会。
ハプティクス(触覚伝達)技術とは、力や振動、動きを与えることでユーザーに「実際にモノに触れているような感触」をフィードバックする技術のこと。本イベントでは、何も装着していない人体表面に触覚を提示することができる超音波ハプティクス技術(※)を使用した「モナリザ」と握手ができる展示、音声触覚変換デバイスを「関ケ原合戦図屏風」の絵に近づけることで武士の声や鉄砲の音、作戦の内容などを感じられる展示などを体験できる。そのほか世界の有名絵画5作品も公開される予定だ。
全作品において、触覚と聴覚による体験拡張で体験者同士の対話を促し、視覚による鑑賞体験だけでは気がつかないような作品要素を発見することが可能。視覚障害者だけでなく、誰もがよりアートの世界観に接触・没入・感動できることを目指している。
(※)超音波ハプティクス技術の研究は、「非接触ハプティクスの公共空間実装」内閣府総合科学技術・イノベーション会議の「SIP/バーチャルエコノミー拡大に向けた基盤技術・ルールの整備」(研究推進法人:国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構)によって支援されている。
https://entouchable-museum-event.peatix.com/view