さらに装飾をひもとく―日本橋の建築・再発見
東京の日本橋高島屋史料館 TOKYOにて、「さらに装飾をひもとく―日本橋の建築・再発見」が2025年2月24日まで開催しています。
—以下、公式サイトの紹介文を抜粋—
今回の企画展は、「装飾をひもとく~日本橋の建築・再発見」展(監修:五十嵐太郎、2020年9月~2021年2月開催)の続編として開催するものです。
前回の「装飾をひもとく」展では、それがきっかけとなり、日本橋地域のタウン誌『月刊 日本橋』にて、五十嵐太郎氏による「日本橋の建築装飾」の連載が開始されました。この連載は、すでに4年目に突入し、45回を超える人気コンテンツとなっています。
この度の展示では、この『月刊 日本橋』におけるこれまでの連載を参照しながら、前回対象とした地域(中央通り沿い)を、さらに広げてみたいと思います。例えば、今回は当館から徒歩約10分圏にある、渋沢栄一ゆかりの地で、新紙幣の発行で盛り上がる兜町エリアにも目を向け、山二証券(1936年)やKABUTO ONE(2021年)などの建築をご紹介します。
また今回は、取り上げる建築が多岐にわたる点も特徴の一つです。いち早く近代化を遂げた日本橋は、日本銀行本店本館(1896年)や三井本館(1929年)などに代表されるように、古典主義の影響が強い街並みとして知られていますが、今回は、中世風の佇まいをもつ丸石ビルディング(1931年)や、厳格な古典主義とは異なる光世証券兜町ビル(1998年)、さらには、看板建築、ポストモダン、都市のレガシーを引き継いだリノベーション建築、そしてインテリアまで、幅広い建築装飾に注目いたします。
加えて、前回、ハンドアウトとして大変好評をいただいた「日本橋建築マップ」も、今回は「日本橋高島屋S.C.装飾スタンプラリー」の要素を入れて、パワーアップする予定です。
本展は、当館の展示会場を出てからが本番です。マップを片手に、オリジナルの建築群をめぐってください。日本橋の街そのものが、拡張した展示会場として立ち現れることでしょう。
【関連イベント】
●トークイベント開催予定
※詳細は公式ホームページをご覧ください
(1)佐藤可士和(SAMURAI、クリエイティブディレクター)×五十嵐太郎(東北大学大学院教授、本展監修)
(2)菅野裕子(横浜国立大学大学院特別研究教員、本展執筆協力)×五十嵐太郎
(3)宮沢洋(BUNGA NET代表兼編集長、本展スタンプラリーイラスト画)×五十嵐太郎
開催期間 | 2024/09/14(土)~2025/02/24(月) |
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時間 | 10:30~19:30 |
休館日 | 月曜日、火曜日(祝日の場合は開館)、12/30~2025/1/2 |
入場料 | 無料 |
会場 |
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会場URL | https://www.takashimaya.co.jp/shiryokan/tokyo/ |
詳細URL | https://www.takashimaya.co.jp/shiryokan/tokyo/exhibition/ |